著者紹介

寺島 珠雄(てらしま・たまお)

詩人 1925年8月5日、東京府北豊島郡西巣鴨町(現・豊島区)生まれ。旧制中学中退。放浪。66年以降大阪の釜ヶ崎に。70年自伝『どぶねずみの歌』(三一書房)刊、74年12月創刊の雑誌『労務者渡世』に参加。78年尼崎に移る。99年7月22日、肝臓および食道のガンにて没、享年73。詩集に『ぼうふらのうた』『わがテロル考』『情況と感傷』ほか。『私の大阪地図』『釜ヶ崎 旅の宿りの長いまち』など。『南天堂 松岡虎王麿の大正・昭和』は「あとがき」を書き上げ、刊行をみることなく息をひきとった。

Close